plan9.ini
は b.com
によって参照され、ブートメソッドとブートファイルを決定する。また、後に実行されるプロセスに環境変数を渡す。 グラフィック画面の解像度を指定する環境変数 monitor, vgasize などはここで指定する。
設定項目には以下のものが含まれる。
monitor, vgasize
ネットブートの時に、ブートサーバによって参照される。
Ethernet address から、IP address, sysname, ブートファイルが決定される。
/lib/ndb/local
はさらに /386/init
によって参照され、ネットワーク関係のデータを
与える。/386/init
はまた、様々な環境変数を構築する。
/lib/namespace
は /386/init
によって参照され、名前空間の構築に使用される。
/363/init
は rc を起動し、rc は /rc/lib/rcmain
を最初に実行する。/rc/lib/rcmain
を実行する)termrc, cpurc, $home/lib/profile
などに制御を渡す事である。
rcmain
に続いて、/rc/bin/termrc
または /rc/bin/cpurc
が実行される。/etc/rc
CPUサーバと認証サーバの区別はcpurcでの実行内容の違いによって決定される。
ここでの設定は /lib/ndb/local
での設定と整合する必要がある。
$home/lib/profile
は、リモートアクセスしたユーザに対して実行される。
CPUサーバへの接続は cpu コマンド、および telnet コマンドで発生する。
このファイルは UNIX の Bourne shell の $HOME/.profile
に相当する。