注: この内容は古く、書き改める必要がある。またもっと初頭的な内容から始める必要がある。(2021)
ネットワークを使用するには
IP アドレス
IP マスク
IP ゲートウェイ
を設定する必要がある。
これらの設定は /bin/termrc の中で ipconfig によって行なわれるが
配布版の
/bin/termrc
の中では次の様になっている。
ip/ipconfig >/dev/null >[2=1]
この設定は必要な IP を DHCP サーバから受け取る場合のものである。
DHCP サーバが動作していない場合、あるいは自分で設定したい場合には
ipconfig に必要なデータを引数によって渡す必要がある。
例えば
IP=202.250.160.40 IPMASK=255.255.255.0 IPGW=202.250.160.254
ip/ipconfig >/dev/null >[2=1]
ip/ipconfig -g 202.250.160.254 ether /net/ether0 add 202.250.160.40 255.255.255.0
/bin/termrc
ホスト名と IP の対応は
/lib/ndb/local
ipnet=arlab ip=202.250.160.0 ipmask=255.255.255.0 ipgw=202.250.160.254 ip=202.250.160.40 ether=00105a9f9404 sys=ar dom=ar.aichi-u.ac.jp bootf=/386/9pcdisk proto=ilの様に行われているのだから、ここで指定されているデータをそのまま ipconfig に
plan9.ini
ipconfig=local
switch($ipconfig){ case local eval `{ndb/ipquery sys $sysname ip ipgw ipmask} ip/ipconfig -g $ipgw ether /net/ether0 add $ip $ipmask case dhcp ip/ipconfig >/dev/null >[2=1] }で置き換えるがよい。
plan9.ini で ipconfig=dhcp
なお
$sysname
ndb/cs sysname=`{cat /dev/sysname}
/lib/ndb/local
plan9.ini の中での sysname の設定は特殊であり、単なる環境変数ではない。
例えば
sysname=ar