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/dev/kprint の使い方

2012/07/10

Plan9 の標準の設定では、カーネルからのエラーメッセージは直接スクリーンに表示される。この時、スクリーンが酷く汚くなる。
カーネルからのエラーメッセージは滅多に吐き出されるものではなく、また、このメッセージはPlan9端末を使っているユーザにとって重要なメッセージなので、目立つように表示しなくてはならない。そのようなことを考えると、このやり方は悪くはないが、スマートではない。

今回も、僕の Plan9 端末のスクリーンは乱れた。 fossilcons から snap -a をやり、venti にバックアップをとろうとしたときに、fossil のどこかのセグメントが読み取れないとのメッセージが出続け、... 延々と出続け、スクリーンが乱れて、作業ができない。

以前にもよく似たことがあって、確か、対処法があったはずだと思い出そうとするが、なかなか思い出せない。そしてようやく思い出した。そうだ、適当なウィンドウを開いて

cat /dev/kprint
とするんだ1

同じことが再び起きたときに、慌てないように、ここにメモを残すこととした。


注1. これは間違い。正しくは
tail +0f /dev/kprint
をどこかのウィンドウで実行しておく。
このメモは $home/ に置かない限り、忘れること間違いなし! (2021-10-02)