Kenji Arisawa
E-mail: arisawa@aichi-u.ac.jp
Aichi University
Kurozasa 370, Miyoshi-cho
Aichi, Japan
2002/04/16
Powered by Pegasus
実ホスト
「実ホスト」は「仮想ホスト」に対する言葉です。実ホストの名前空間は必ず編成しなければなりません。
■ 実ホストの名称
実ホストの名称は httpd の -d オプションで与えることができますが、通常はこのオプションは省略します。その場合には Pegasus が実行されるコンピュータのドメイン名(/lib/ndb/local の dom で指定された名称)が実ホストの名称として採用されます。
■ 実ホストの名前空間の編成
実ホストの名前空間の編成は /lib/namespace.httpd で行います。(但し httpd の -n オプションで変更可能です。)
このファイルの中で /usr/web/www/doc に実ホストの ドキュメントルートを、 /usr/web/www/etc にはドキュメントの制御ファイル(handler, allow, passwd, rewrite など)が置かれているディレクトリを bind します。
(但し、この /usr/web は httpd オプションで変更可能です。)
■ 実ホストとユーザ
実ホストはユーザを持つ事ができます。
例えば ar.aichi-u.ac.jp を実ホスト名とします。この場合ブラウザから
http://ar.aichi-u.ac.jp/~alice
にアクセスできます。
alice のドキュメントは /usr/alice/web/doc 以下に置きます。また
/usr/alice/web/etc にはalice のドキュメントに対する制御ファイルを置きます。
■ 実ホストと httpd.rewrite
/sys/lib/httpd.rewrite の第一フィールドに実ホストの名称が来る事はありません。
実ホストに対するオペレーションは
http://ホスト名
を省略します。